視力や聴力が低下している

健診で視力や聴力の低下を指摘された方へ

「視力が低下してきた」「聴力に左右差があると指摘された」――
健診で視力や聴力の異常を指摘されることは、加齢だけでなく目や耳の病気の兆候である場合もあります。早めに確認し、必要な対応を取ることで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

よくある健診の異常とその背景

健診では、次のような視力・聴力の変化が指摘されることがあります。

  • 視力低下:近視・遠視・乱視、白内障、緑内障、糖尿病網膜症などが原因となることも
  • 聴力低下:加齢性難聴、騒音性難聴、耳垢による閉塞、突発性難聴などの可能性

これらは放置すると進行してしまうこともあるため、早期の確認が大切です。

当院でできる検査と診療の流れ

山本医院では、視力や聴力の異常を指摘された方に対して、以下のような対応を行っています。

  • 医師による問診(視覚や聴覚の自覚症状、日常生活での困りごと、薬の服用状況など)
  • 血液検査(糖尿病や高脂血症の有無の確認)
  • 血圧測定(高血圧が視力や聴力に影響する場合あり)
  • 必要に応じて眼科や耳鼻科へのご紹介(連携医療機関あり)

どんなときに相談すべきか

  • 健診で「視力低下」「聴力異常」を指摘された
  • 見えづらさや聞き取りづらさを感じるようになった
  • 頭痛やめまい、耳鳴り、目のかすみなどがある
  • 糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある

 

生活習慣病や隠れた疾患の早期発見をサポートします

視力や聴力の変化は、加齢だけでなく病気の初期サインであることもあります。
山本医院では、全身状態のチェックを含めた丁寧な診察を行い、必要に応じて専門医へのご紹介をいたします。
目や耳の変化が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

参考文献・出典

執筆者 山本医院(岡山市)副院長
山本 修平(やまもと しゅうへい)

     

大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業。東邦大学医療センター大橋病院、国立病院機構東京病院、厚生中央病院、都立駒込病院、神戸百年記念病院などで消化器疾患全般の診療経験を積む。

  • 〈専門分野〉一般内科、消化器内科、内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)、肝臓病
  • 〈保有資格〉日本内科学会 認定内科医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医