脳梗塞・脳梗塞後遺症
岡山市南区で脳梗塞・脳梗塞後遺症の診療をご希望の方へ脳梗塞・脳梗塞後遺症とは?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることでその先の脳細胞に血液が届かず、細胞が壊死してしまう病気です。突然の麻痺や言語障害などを引き起こし、生命に関わることもあります。回復後も半身麻痺、言語障害、嚥下障害などの後遺症が残ることがあり、継続的な管理とリハビリが重要です。
脳梗塞の症状と原因
発症時の主な症状は以下の通りです:
- 片側の手足の麻痺やしびれ
- ろれつが回らない、言葉が出にくい
- 視野の異常(片方が見えないなど)
- 意識の混濁、めまい、ふらつき
- 顔の片側がゆがむ
主な原因とリスク因子:
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症
- 心房細動などの不整脈
- 喫煙、過度の飲酒、肥満
- 加齢、家族歴
- 動脈硬化の進行
脳梗塞の検査と診断方法
脳梗塞が疑われる場合は、速やかな画像診断が必要です。
当院では以下の初期評価とスクリーニングを行い、必要に応じて速やかに専門医療機関に紹介します。
- バイタルサイン、意識状態の確認
- 身体診察(神経学的所見)
- 血液検査(血糖、電解質、凝固系、腎機能など)
- 心電図検査(心房細動などの確認)
- 近隣の医療機関にてCT/MRI検査をご案内
脳梗塞後遺症への対応と当院での支援
脳梗塞の急性期治療後は、後遺症への対応と再発予防が重要です。
再発予防のための治療
- 抗血小板薬(アスピリン、クロピドグレルなど)
- 抗凝固療法(心房細動合併例)
- 高血圧・糖尿病・脂質異常症の管理
- 禁煙・運動指導・減塩食
後遺症への支援
- 麻痺・嚥下障害などに対するリハビリテーション
- 服薬管理・日常生活支援のアドバイス
- 訪問診療・訪問看護・ケアマネジャーとの連携
当院では、慢性期の管理や地域包括ケアの一環として、患者様とご家族を支える体制を整えています。
脳梗塞の再発予防・後遺症管理は山本医院へ
脳梗塞の発症や再発を防ぐためには、生活習慣の見直しと慢性疾患の適切な管理が大切です。
山本医院では、かかりつけ医としての立場から、急性期後の再発予防や後遺症管理をサポートしています。
岡山市南区で脳梗塞に関する診療・相談をご希望の方は、ぜひお気軽にお越しください。
参考文献・出典
- 日本脳卒中学会『脳卒中治療ガイドライン2021』
- 厚生労働省 e-ヘルスネット

執筆者 山本医院(岡山市)副院長
山本 修平(やまもと しゅうへい)
大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業。東邦大学医療センター大橋病院、国立病院機構東京病院、厚生中央病院、都立駒込病院、神戸百年記念病院などで消化器疾患全般の診療経験を積む。
- 〈専門分野〉一般内科、消化器内科、内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)、肝臓病
- 〈保有資格〉日本内科学会 認定内科医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医