発熱(微熱・高熱)
発熱(微熱・高熱)にお困りの方へ「微熱がずっと続いていて心配」「急な高熱が出てしまった」「熱以外の症状がなくて原因がわからない」
そんなお悩みはありませんか?発熱は体の中で何かが起きているサインで、原因はさまざまです。山本医院では、熱の出方や他の症状を丁寧に伺いながら、必要な検査を行って原因を探し、適切に対応いたします。
発熱から考えられる主な病気
発熱の背景には、大きくわけて感染症と非感染性疾患があります。以下は代表的なものです。
感染症による発熱
- かぜ(ウイルス性上気道炎)
- 扁桃炎、気管支炎、肺炎(誤嚥性肺炎を含む)
- インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症
- 尿路感染症、腸炎、皮膚の感染症 など
感染症以外の原因
- 膠原病などの自己免疫疾患(関節リウマチ、SLEなど)
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
- 悪性腫瘍による発熱
- 薬の副作用(薬剤熱) など
「微熱が続くけど原因がわからない」というケースでは、慢性炎症や内科疾患の初期症状であることもあります。
当院で行う検査・診察の流れ
山本医院では、発熱の原因を見極めるために以下のような検査・診察を行います。
- 医師による問診・視診・聴診
- 血液検査(白血球数、CRP、肝腎機能、甲状腺ホルモンなど)
- 尿検査(尿路感染や脱水の評価)
- 胸部レントゲン(肺炎、心不全の除外)
- インフルエンザ、新型コロナ、溶連菌などの迅速検査
※必要があれば、甲状腺・リウマチ関連検査や腹部エコーなども行います。
当院での治療とサポート
発熱の原因によって治療方法は異なりますが、以下のような対応を行っています。
- 抗菌薬・抗ウイルス薬(必要な場合)
- 解熱剤の使用(アセトアミノフェンなど)
- 水分や栄養補給のアドバイス
- 安静と経過観察のサポート
- 慢性疾患や自己免疫疾患が疑われる場合には、専門医へのご紹介
発熱が気になる方はお気軽にご相談ください
「風邪だと思っていたけど熱が続いている」「熱だけで他に症状がない」「市販薬を飲んでも下がらない」など、発熱は見過ごさず、早めの相談と診察が安心につながります。
山本医院では、患者さんの声を丁寧にお聞きし、必要な検査と適切な治療で早期回復をサポートいたします。
岡山市南区で内科をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
参考文献・出典
- 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 日本内科学会『内科学 第11版』
- 各種疾患別診療ガイドライン(日本循環器学会・日本神経学会・日本呼吸器学会など)

執筆者 山本医院(岡山市)副院長
山本 修平(やまもと しゅうへい)
大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業。東邦大学医療センター大橋病院、国立病院機構東京病院、厚生中央病院、都立駒込病院、神戸百年記念病院などで消化器疾患全般の診療経験を積む。
- 〈専門分野〉一般内科、消化器内科、内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)、肝臓病
- 〈保有資格〉日本内科学会 認定内科医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医