咳・痰・のどの痛み
咳・痰・のどの痛みにお困りの方へ「咳が長く続いてつらい」「のどが痛くて飲み込みづらい」「痰がからんでスッキリしない」
こうした症状は、風邪だけでなく、他の病気が隠れていることもあります。山本医院では、症状の経過やほかの体調の変化などもお聞きしながら、必要な検査を行って原因を見きわめ、安心できる対応を心がけています。
咳・痰・のどの痛みから考えられる主な病気
感染症によるもの
- かぜ(ウイルス性上気道炎)- 急性咽頭炎、扁桃炎、急性気管支炎
- 肺炎、マイコプラズマ肺炎
- インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症 など
感染症以外のもの
- 気管支喘息、咳喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)
- アレルギー性鼻炎、後鼻漏(鼻水が喉に落ちる)
- 胃食道逆流症(逆流性食道炎)
- 薬による咳(降圧薬など) など
当院で行う検査・診察の流れ
咳やのどの痛みの原因を調べるために、当院では次のような検査を行っています。
- 医師による問診と診察(症状の続く期間やタイミング、痰の状態など)
- 血液検査(炎症反応、白血球、好酸球など)
- 胸部レントゲン(肺炎やCOPDの確認)
- インフルエンザやコロナ、溶連菌などの迅速検査
- 必要に応じてアレルギー検査や呼吸機能検査 など
当院での治療とサポート
原因に応じて、次のような治療を行います。
- 細菌感染がある場合には抗生物質
- 咳を和らげるお薬(鎮咳薬・去痰薬)
- アレルギーに対しては抗アレルギー薬や吸入薬
- 胃酸の逆流が原因の場合は制酸剤
- 慢性的な咳や気管支の病気には、必要に応じて専門の病院をご紹介します
咳やのどの違和感が続くときはご相談ください
「風邪が治ったのに咳だけ残っている」「何週間も咳が続いている」「のどの痛みがなかなか引かない」と感じる方は、思わぬ病気が隠れていることもあります。
山本医院では、患者さんの症状や背景をていねいにお聞きして、必要な検査と治療を行っています。
岡山市南区で内科をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
参考文献・出典
- 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 日本内科学会『内科学 第11版』
- 各種疾患別診療ガイドライン(日本循環器学会・日本神経学会・日本呼吸器学会など)

執筆者 山本医院(岡山市)副院長
山本 修平(やまもと しゅうへい)
大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業。東邦大学医療センター大橋病院、国立病院機構東京病院、厚生中央病院、都立駒込病院、神戸百年記念病院などで消化器疾患全般の診療経験を積む。
- 〈専門分野〉一般内科、消化器内科、内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)、肝臓病
- 〈保有資格〉日本内科学会 認定内科医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医